Recently updated on 8月 29th, 2019 at 07:21 pm
つり目とは目尻が上がっている目の形です。
目の外側には外視靭帯という靭帯があり、目を固定しています。 この靭帯が上向きに付いていると目尻が上がるため「つり目」になります。
つり目だと「きつい顔」という印象が強くなります。
このモニターさんについては
つり目
一重まぶた
厚いまぶた
蒙古ヒダが強い
眉毛が上がっている
という状況が混在しているため、より一層「きつい顔」の印象となっています。


この状況に対して埋没法だけで、どこまで優しい印象に変えられるか?
まず、つり目に対しては目尻を切開して靭帯を切離して眼窩骨に再固定するという方法はありますが、美容目的で行うような手術ではありません。
一重まぶたは埋没で二重になるのでクリアです。
厚いまぶたに対しては二重幅を狭くすることで厚みが強調されなくなります。
蒙古ヒダを少なくするには目頭切開をすれば簡単に蒙古ヒダは目立たなくなります。
しかし、目頭切開しないで二重ラインによって蒙古ヒダを目立たなくさせるにはどうすれば良いか?平行型の二重にすることで蒙古ヒダは目立たなくなります。この方の場合は平行型の幅にしてしまうとまぶたの厚みが強調されてしまうので、平行型と末広型の中間になるような二重ラインを作りました。
最後の眉毛挙上ですが、これも二重幅と関係しています。二重幅を狭くすると目は開きやすくなります。逆に二重幅を広くすると開きにくくなります。目が開きにくいと反射的に眉毛が上がりますが、開きやすくなると眉毛が上がらなくなります。そこで、開きやすい二重の幅をシミュレーションして幅を決定しました。


術後は明らかに優しい印象の顔になりました。
埋没法を極めると他の切開するような手術を行わなくて顔の印象を大きく変えることができます。
【フォーエバーブリリアント埋没法のリスク】
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感、左右差等
【フォーエバーブリリアント埋没法の副作用】
.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。
.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。
.ドライアイ
術後は目の開きが大きくなるため眼球の乾燥感が出現する可能性があります。
.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。
【リスクと副作用に対する予防 】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。左右差に対しては術前に十分なシミュレーションを行いご本人が納得した状態で施術を受けるように取り組んでいます。
【フォーエバーブリリアント料金(税抜)】
3点連結留め:片目¥90,000/両目¥150,000(保証期間5年)
4点連結留め:片目¥150,000/両目¥250,000(保証期間10年)
▼フォーエバーブリリアント埋没法/https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/eye/maibotsu/forever/

