院長Dr.石井の美容ブログ

鼻が高くなることによるイメージの変化 

Recently updated on 5月 20th, 2019 at 03:31 pm

世の中の美人といわれる人はほぼ鼻が高いです。

われわれ、アジア人からすると高ければいいと思いがちですが、決して高すぎる鼻ではなくて、ちょうどいい高さの鼻が理想的です。

一方、白人での鼻の手術は鼻を低くする(小さくする)手術が主流です。

鼻が高くなると顔に立体感が作られるため小顔効果も強まります。また、ノーズシャドウもいらなくなるためナチュラルメイクでも十分立体的なイメージになります。鼻筋が通ることにより「知的」なイメージに変わります。その他、付随的な効果として眼鏡やサングラスが似合うようになります。
今回のモニターさんの術前、術後の写真を見ていて気付いたのですが、もう一つのイメージ変化の効果があることが分かりました。

大人っぽく見える効果です。

部分モニターさんなので全体の顔写真は出せませんが、術前でメイクをしていない状態だと幼い印象でしたが、術後は少し大人っぽく見えます。施術はI型のシリコンプロテーゼを挿入しています。術後は1週間ほどの腫れによるダウンタイムがありますが、メイクをすれば外に出られるくらいの腫れです。

術後1週間(腫れている状態)

術後1週間

 

術後1ヵ月(腫れが引いた状態)

術後1ヵ月

 

術後1カ月(術前比較:正面)

zengo1

術後1カ月(術前比較:斜め横)

術後1ヵ月比較斜

術後1カ月(術前比較:横)

zengo2

 

鼻を高くする施術は、ヒアルロン酸注入等他にもありますが、ヒアルロン酸の注入は定期的なメインテナンスが必要です。しかし、プロテーゼによる手術はメインテナンスが必要なく半永久的であることもメリットです。

【プロテーゼ隆鼻術によるリスク】
感染症、皮下出血、希望の高さと違う、鼻変形、石灰化

【プロテーゼ隆鼻術による副作用】
1.術後の腫れ
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは1か月程度あります。腫れる部位は主に目の周りです。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【術後の感染症に対する予防】
予防的投与として抗生剤を処方し、術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れは主に目周りにおきます。腫れを軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。

【希望の高さと違う場合】
当院では術前に十分なカウンセリングを、手術を担当する医師が行うため希望に近づけられるよう配慮はしておりますが、それでも万が一、希望と違う場合にはプロテーゼの入れ替えを行います。

【鼻変形に対する予防】
変形とは挿入したプロテーゼが曲がってしまい鼻が曲がってみえる症状です。プロテーゼが曲がってしまう原因は、ご本人の骨の形とプロテーゼの形が合っていないことと、プロテーゼが骨膜で固定されていない状態などです。当院では患者さまごとにプロテーゼを削り骨の形に合うようにしています。プロテーゼを挿入する際には骨膜の下を剥離して骨膜下にプロテーゼを挿入しています。また、術後はプロテーゼがずれないようにしっかりと圧迫しています。

【石灰化に対する予防】
プロテーゼを挿入してから20年ほど経過するとプロテーゼの周りに石灰化を生じる可能性があります。もしも、石灰化が生じた場合には外科的に切除することができます。

【料金(税別)】
片目…¥300,000

▼プロテーゼ隆鼻術 https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/nose/prothese/


※記事の内容・金額については掲載当時のものになります。施術の詳細については各院までお問合せください。
  にほんブログ村 美容ブログ 美容外科へ

著者紹介

大塚美容形成外科 総院長
大塚院院長
大塚院金沢院京都院銀座院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士
大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ 大塚美容外科 石井 秀典医学博士 インスタグラム
略歴
2000年 帝京大学医学部 卒業
2000年 帝京大学医学部形成外科 入局
2005年 杏林大学病院 形成外科 入局
2006年 大塚美容形成外科 入局
2006年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容外科・形成外科歴 23年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
無料カウンセリング無料メール相談