Recently updated on 4月 4th, 2019 at 04:43 pm
最近はすっかり「美白ブーム」ですね。
女性誌をみても美白コスメなどが特集されています。
日焼けをするとメラニンが生成されシミが増える原因になるので、
確かに今のブームは間違いではないのですが、
逆に日焼けを全くしないと起こりやすくなる病気もあります。
それが「骨粗鬆(しょう)症」です。
骨粗鬆症とは、骨密度が薄くなり
ちょっとしたことで骨折しやすくなる病気です。
特に高齢の方に多い病気だったのですが、
ここ最近では、なんと若い人にも骨粗鬆症予備軍が増えてきています。
ある統計によると、「20代の6人に1人」の骨密度が、
すでに「50代並みの低さ」だという調査結果も出ております。
どうしてこんなに若い人の骨密度が薄くなってしまったのか?
実はそこには、日光が関係してくるのです。
骨の成長に必要なカルシウムの働きを調整するのが、
ビタミンDという物質です。
このビタミンDが不足すると、
カルシウムが十分だとしても、立派な骨を作ることができません。
そして私たちの身体にあるビタミンDの大半は、
「日光を浴びること」で生成されるのです。
つまり、日光に当たらないと、
ビタミンDが生成されない=立派な骨が作られないのです!
・・・といっても安心してください、
日焼けするほどの日光を浴びる必要は、ありません。
ある大学の研究によると、両手のひらを太陽に向けて
1日10分程度でも日に当たれば、ビタミンDの合成には十分なのだそうです。
昔から人間は太陽の下で生活をしているのですし、
時には軽く浴びることも、健康のためには大事なことですね。
また、必要以上の日焼けは絶対したくないという方には、
「美白の救世主」とも言われるハイドロキノンをオススメします。
ハイドロキノンは、メラニンの合成を抑制します。
毎日寝る前に肌に塗り、普段の生活でもできるだけ紫外線を避けることで
2か月ほどで白さを実感することができます。
またビタミンDもカルシウムも、しらす干しに多く含まれているので、
どうしてもあまり日焼けしたくないという女性は、
こういった食品を食べることで少しでも骨を強くしていくといいでしょう。

