院長Dr.石井の美容ブログ

脂肪注入による豊胸術(ピュアグラフト)

今月の小悪魔agehaで「脂肪注入による豊胸術」(ピュアグラフト)について
取材を受けました。

この術式は、気になる部分の脂肪を吸引して、きれいなボディラインを
作るのと同時に脂肪を胸に注入して胸を大きくする方法です。
無くなって欲しい脂肪と、もう少しあって欲しい脂肪を同時に叶えられる手術方法です。

脂肪注入は以前からある術式です。
文献的には1987年にBilcoll氏が報告している論文で、
1970代より脂肪吸引した脂肪を胸に注入するという方法は行われていたようです。

しかも「脂肪注入は多層に分けて少量の注入を行うことが
生着率を上げるために必要だ」ということまで書いてあります。
この考え方は現在でも同じです。では昔と今で何が違うのかというと、使用する機材です。

特殊なフィルターを介して脂肪以外の細胞成分を除去し、純粋な脂肪細胞のみを
取り出す方法(ピュアグラフトを使用)とcelbrushという特殊な注入器を
使用することにより、より生着率を高める方法を行っています。

特殊なフィルター(ピュアグラフト)はアメリカのFDAの承認を受けている製品です。
2層のフィルターにより不純物を取り除くことが出来ます。
また、脂肪吸引してから注入するまでの間は全て閉鎖された空間で行われるので
感染のリスクが少なく、遠心分離で脂肪を濾す方法よりも脂肪細胞が壊れないため、
より良い結果になると考えています。

注入器はダイアル式の注入です。
ダイアルを回転させることで0.5ccずつの脂肪を注入することができます。
片側に200ccの注入をする場合には400部位に分けて注入することになるので、
注入するのにはある程度の時間がかかりますが、繊細な注入操作ができます。

これらのことにより脂肪の生着率が良くなりました。
また生着率が上がることにより「しこり」のリスクも減らすことができます。
脂肪を利用した豊胸術の最大の利点は「柔らかいこと」です。
すなわち触っても気づかれることはありません。
また、注入するだけなため術後の痛みも少ないです。
ただし、脂肪吸引する部分は1週間ほど筋肉痛程度の痛みはあります。

最近ではあまり大きい胸を希望する方は少なく、「少しだけ大きくしたい」
「形を整えたい」「左右差を整えたい」といったご要望が多いと思います。

脂肪注入はまさにこのような要望に適した治療法だと思います。
逆に1回の脂肪注入で多くの脂肪を注入することによりリスクも生じるので、
私は適正な量を注入するよう心がけています。


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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