Recently updated on 5月 20th, 2019 at 03:35 pm
実年齢よりも若く見える人、老けて見える人さまざまです。特に40代になると年相応に見える人よりも老けて見える人の方が多くなるように感じます。それは、加齢によるタルミの影響が大きいと考えられます。
加齢が進むと眼球を支える靭帯が弱りたるんできます。それに伴い、下瞼の皮膚や眼輪筋が、眼窩脂肪を支えきれなくなります。そして、眼球の重さによる圧迫で眼窩脂肪が前へ出てきてしまいタルミになるのです。
目の下がたるむと凹凸ができその陰の部分がクマのように見えて疲れた印象を与え、実年齢よりも老けて見えてしまいます。
目の下のタルミを解消する方法としては、ヒアルロン酸注入が手軽ですが、これは、凹んでいる部分の対処法で、総合的な改善にはなりません。目の下にある凹凸を一度の施術で両方を改善できるのがハムラー法です。
ハムラー法とは、たるんで前に出てしまった脂肪を凹んでいる影の部分に移動させる施術法で、脂肪が体内に吸収されることもないので、半永久的な効果が期待できます。
ハムラー法には2種類あります。
<ハムラー法>
目の下の皮膚を切開する方法。余った皮膚も一緒に切除するため、もともと目の下にシワが多い方は、シワの改善にもなります。
<裏ハムラー法>
結膜(瞼の裏の赤い部分)を切開する方法。傷が見えないためダウンタイムが短いのが特徴です。
40代のモニターさんです。目の下の膨らみにより、実年齢よりも老けて見えることがお悩みでした。目の下にシワがあまりなかったので、裏ハムラー法にて施術しました。
<術前・術後比較>
術前では、目の下の脂肪(眼窩脂肪)が飛び出していますが
術後では、目の下の凹凸がなくなりすっきりしています。
<術後経過比較>
個人差はありますが、このモニターさんは
術後1週間ですでに内出血も腫れも落ち着き
メイクで隠せる程度になっています。
5か月経過しても凹凸のないすっきりとした状態です。
術後、結膜にあった切開の傷も術後5か月には、きれいに治癒しています。
【下まぶたたるみ取り(結膜ハムラー法)によるリスク】
感染症、皮下出血、下眼瞼外反
【下まぶたたるみ取り(結膜ハムラー法)による副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。
【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤の内服を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れを抑えるためにテープによる圧迫を行います。また、目周りの腫れを抑えるために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。
【皮下出血のリスクに対して】
術後の再出血は24時間以内に起こる可能性があるため、当院では緊急連絡先をお渡しして、万が一の事態に備えています。術後に再出血を起こした場合は出来るだけ早急に止血処置及び洗浄処置を行います。
【下眼瞼外反に対して】
本手術は皮膚を切開しないため術後に外反を起こす可能性は非常に低いです。しかし、下まぶたの筋肉が弱い方だと術後に軽度な外反を起こすこともあります。原因は手術中の局所麻酔と腫れなので、1週間程度で改善します。
【料金(税別)】
結膜(裏)ハムラー法 1回…¥400,000
▼下まぶたたるみ取り(結膜ハムラー法) https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/hamura/

