下まぶたたるみ取り(ハムラー法)とは
ハムラー法には2つの方法があります。皮膚を切開する方法と、結膜(まぶたの裏の赤い部分)を切開する方法です。
下まぶたたるみ取り(ハムラー法)は、こういったクマや目袋を解消する施術です。
下まぶたたるみ取り(ハムラー法)の特徴
ハムラー法は眼窩隔膜という脂肪を包んでいる膜を、しっかりと固定することが大きな意義だと思います。
この膜は年齢とともに緩み脂肪を支えきれなくなるため、目袋が目立ってきます。膨らみが出る=凹みが目立ってくることにより、「くま」もより気になってきます。ハムラー法は二つの原因に対して同時に改善することができ、効果も10年ほど期待できる方法です。
下まぶたたるみ取り(ハムラー法)
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- 施術詳細(リスクと副作用)
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手術名
下眼瞼形成術
術式
眼窩脂肪下方移動術(ハムラー法)
費用
リスク
感染症、皮下出血、下眼瞼外反、傷跡、涙袋の消失
副作用
1.術後の腫脹
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。
リスクと副作用に対する予防
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤の内服を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れを抑えるためにテープによる圧迫を行います。また、目周りの腫れを抑えるために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。
皮下出血のリスクに対して
術後の再出血は24時間以内に起こる可能性があるため、当院では緊急連絡先をお渡しして、万が一の事態に備えています。術後に再出血を起こした場合は出来るだけ早急に止血処置及び洗浄処置を行います。
下眼瞼外反に対して
本手術は皮膚を切開して最後に余剰皮膚を切除することができます。余剰皮膚を切除することで皮膚のタルミを取りにつながりますが、取り過ぎてしまえば外反を起こす可能性があります。皮膚の切除時には上方視や開口の動作をしても引きつれが無いことを確認してから切除するようにしています。
傷跡に対して
まぶたの切開線は綺麗に治ることが多いですが、赤みが遷延することもあります。当院では赤みを軽減させる目的でステロイド軟こうを使用することもあります。
涙袋の消失に対して
もともと涙袋がハッキリしている方や若い方に起きやすいです。涙袋がハッキリしている方や若い方に対しては結膜から行う方法をお勧めしています。
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ドクターコメント
大塚院院長
石井 秀典 医学博士
40代後半のモニターさんです。下まぶたの膨らみが強く、クマの凹みも強い症例です。下まぶたの膨らみが強いため他院でのカウンセリングでは脱脂を勧められたようでした。脱脂はまぶたの裏側から行うので傷が見えず腫れも少ないので受け入れられやすい方法ではありますが、凹みの部分は変わらないのでクマは残ります。また、皮膚切除も行わないので皮膚のシワは悪化する可能性がある上に、下まぶたの脂肪と上まぶたの脂肪はつながっているので、下まぶたの脂肪を取り過ぎると上まぶたが凹んで三重になってしまう可能性があります。
このモニターさんほど下まぶたの膨らみがあっても脂肪は切除せず、ご覧のようにハムラー法の手術だけで膨らみはほとんど目立たなくなりました。
大塚美容のこだわり
大塚院院長
石井秀典 医学博士
目袋(baggy eye)と「くま」を同時に改善します。手術の効果も長期間継続します。
2つの方法の違いを説明します。皮膚を切開する場合は、余った皮膚も切除できるため小じわの改善にもなります。ただし術前にpinch testや眼球、眼窩の状態を確認する必要があります。結膜を切開する方法は傷が見えないことが最大のメリットです。術後に内出血が起こらなければダウンタイムは2日ほどで大丈夫です。
若いけど「くま」が目立つ人は結膜を切開する方法がおすすめです。下まぶたの小じわも治したい人は皮膚を切開する方法がおすすめです。
深いしわで悩んでいますが解消しますか?
下まぶたたるみ取り(ハムラー法)は、目元のたるみ・目袋(バギーアイ)・シワをトータルに改善する施術方法です。深いしわにも対応しています。手術の効果も約10年と長期間の改善が望めるメリットも有ります。まずはお気軽にご相談下さい。
施術後の腫れが気になります。
ダウンタイムは2日~7日ですが、腫れが完全に引くには1~2週間程度かかります。