美容整形|大塚美容形成外科公式ブログ

院長Dr.石井の美容ブログ
東京・大塚を始めとする全国の大塚美容形成外科・歯科で沢山の患者様と日々対峙している院長・石井によるブログです。最近注目の施術や、院長の仕事について、またよくあるご相談・悩みなどを徒然にお伝えしていければと思います。
2013年11月29日(金)

若返り・たるみ治療のミニリフトについて

顔の若返り手術やたるみ取りで最も効果的な方法は
外科的な手術によるフェイスリフトです。
医学的には「SMAS法によるフェイスリフト」を指します。

中には皮膚だけを引き上げるフェイスリフトもあり、
同じ手術的な方法に見えますが、効果は全く違います。

皮膚だけを引き上げるフェイスリフトは、
手術時間も短く1~2時間くらいで終了します。
「つまんだ皮膚を切り取り縫合するだけ」なので術後もほとんど腫れません。

手術時間も短く、ほとんど腫れずにたるみがひきあがるので、
最初は効果を感じることができるかもしれません。

ですが、引っ張られた皮膚は必ず戻ります。
だいたい6カ月くらいで手術前の状態に戻ってしまいます。
さらに皮膚は元に戻っても、切開した耳たぶ付近は引っ張られているため
アゴと耳の境界が不自然になってしまうという症例もあります。

リフトした組織の固定が皮膚の縫合部になるので
切開した線に直接負荷がかかって傷が目立つ原因となるため、
当院では実施していません。

一方、SMAS法によるフェイスリフトは
タルミの原因であるSMAS膜と皮下脂肪を引き上げることにより
若い時の輪郭に近づける手術です。

たるんだ組織を引き上げた結果、皮膚の余りがでるため、
この部分だけを切除して縫合します。
当然、皮膚には力がかからないため耳が引っ張られることもなく
傷もきれいに治ります。

しかし、手術する範囲が広いため効果も大きいですが、
術後のダウンタイムも長く2~4週間くらいまで腫れが続きます。

夏休みなどで1カ月以上休みを取れる欧米では問題ないでしょうが、
日本の場合は長期休暇を取りにくいかもしれません。

手術の効果は約10年と説明していますが、
実際には半永久だと思います。

双子(一卵性)のフェイスリフトを比較している論文があります。

これによると、フェイスリフトを「した人」と「していない人」で
10年後の比較をしていますが、「していない人」のほうが
同じ双子でもより老けていたという結果が出ました。
つまり、10年後も効果は続いているということだと思います。

今回頬のたるみ取りで行った方法は、ミニリフトといいます。
(2ヵ月前に法令線部分へヒアルロン酸を注入しています)

手術の方法は通常のSMAS法によるフェイスリフトと同じです。
違いは、切開が短く、剥離範囲が狭いことです。
SMASを引き上げて固定しますが、範囲が狭いため
口周りのたるみに対しては効果的ですが、
首のたるみを解消することはできません。

しかしミニリフトの場合は手術の範囲が狭いため術後の腫れも短く、
強い腫れの期間は2~3日程度です。
その後、1週間で抜糸も終了し腫れもだいぶ落ち着きます。

目安として約10日後には買い物などにも出かけられる状態となります。
7~10日程度あれば休暇を取れる人も多くいるでしょう。
日本でも現実的に受け易い方法だと思います。

現に当院でも、今年の年末は
すでに予約の取れない日にちも増えてきています。

フェイスリフトというと糸で引き上げる方法がよく宣伝されています。
確かに非常に良い製品もあるので近いうちに説明したいと思いますが、
効果はどれも、約1年ほどです。

1回の施術で長期の効果と強力なリフトアップを望まれる方は
SMAS法によるフェイスリフトやミニリフトをおすすめします。

【ミニリフトによるリスク】
感染症、皮下出血、傷跡、顔面神経麻痺

【ミニリフトによる副作用】
1.術後の腫脹
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは2週間程度あります。
2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。
3.傷跡
傷跡は術後1~2か月程度赤くなります。
3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。

【リスクと副作用に対する予防】
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤の点滴と内服を開始します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。手術当日は入院となるので点滴や筋肉注射による鎮痛剤も使用できます。術後の腫れを抑えるために包帯による圧迫を行います。また、目周りの腫れを抑えるために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。

【皮下出血のリスクに対して】
ミニリフトでは皮膚の下を剥がしてタルミを引き上げるため術後に皮下出血をおこす可能性があります。ドレーンの挿入と包帯による圧迫で皮下出血を予防しています。

【傷跡に対して】
当院で行うミニリフトではSMASを引き上げることによりタルミを改善させるため皮膚を引き上げることは行いません。皮膚の切除はタルミを改善した状態で余っている分の切除しか行わないため傷に対する力がかからない状態となります。傷に力がかからない状態で縫合するので傷跡は目立ちにくくなります。

【顔面神経麻痺のリスクに対して】
SMASの下には耳下腺があります。耳下腺の中には顔面神経が通っています。ミニリフトの手術では耳下腺を超えない範囲での手術となるので顔面神経を傷つける可能性は少ないです。

【料金(税別)】
¥500,000

▼ミニリフト https://www.otsuka-biyo.co.jp/lineup/skin/minilift/


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著者紹介

大塚院院長大塚院金沢院京都院

石井 秀典医学博士Hidenori Ishii M.D. , Ph.D.

大塚院院長 石井 秀典医学博士 大塚美容外科 石井 秀典医学博士ブログ
略歴
平成12年 帝京大学医学部 卒業
平成12年 帝京大学医学部形成外科 入局
平成17年 杏林大学病院 形成外科 入局
平成18年 大塚美容形成外科 入局
平成18年 医学博士号 学位取得

帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年

所属学会・団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会会員
日本形成外科学会会員
取得専門医
日本美容外科学会専門医(日本美容外科学会(JSAPS)認定)
日本形成外科学会専門医
医学博士
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