Recently updated on 5月 29th, 2023 at 01:25 pm
ボディーラインが気になる季節になりました。夏に向けてダイエットをスタートさせる方も多いと思います。美容外科でも、春から夏に向けて脂肪吸引を希望される方が多くなります。
脂肪吸引は、ベイザー超音波を使用して脂肪細胞を分解(乳化)し、カニューレという細い吸引管を使い気になる部位の脂肪細胞を吸引します。ベイザー波をあてることにより、他の組織を分断せずに脂肪を溶かすことが可能になり、術後の内出血を少なくすることができます。
脂肪吸引のメリットとして
- ・つらい運動やカロリー制限なしに細くすることができる
- ・1回の施術で確実に脂肪数を減らすことができる
- ・脂肪細胞数が減るため、たとえ脂肪細胞が肥大してもリバウンドしづらい
- ・全体的にサイズダウンするダイエットと違い気になる箇所の脂肪をピンポイントに減らせる
- ・短期間に理想のボディを得ることができる
が挙げられます。その反面、デメリットとして
- ・部位差や個人差はありますが、術後痛みを伴うことがあり、ダウンタイムが比較的長い
- ・体重があまりかわらない
- ・メタボリックシンドロームの改善にはならない
などがあります。
脂肪は水よりも比重が軽いため、脂肪数が減っても体重にさほど影響はありません。また、脂肪吸引では、内臓脂肪までは吸引しないため、メタボリックシンドロームの改善にもなりません。あくまでも脂肪吸引は、美しいボディーラインを作るための一番確実な手段だと考えればよいと思います。
脂肪吸引は、ダウンタイムが長いのも特徴です。大腿部の場合、2~3週間ほどの内出血、1~2か月の圧迫下着の着用が必要となります。ですので、夏直前に脂肪吸引をすると、暑い夏の間圧迫下着を着用することとなってしまいます。
30代のモニターさんです。大腿部(太もも)の脂肪吸引を行いました。大腿部は、ダイエットやエステでは細くすることが難しく、コンプレックスをお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。
<正面>
<後ろ>
内側の脂肪がスッキリとして美脚になりました。
感染症、皮下出血、傷跡、変形
【脂肪吸引による副作用】
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は3週間程度で自然に消失します。
2.術後の痛み
脂肪吸引した部位は術後に2週間程度の痛みがあります。また、立ち上がる動作や歩き出す動作の時に感じる違和感は2か月程度あります。
3.術後の腫れ
大きな腫れは2週間程度、小さな腫れは2か月程度あります。腫れを抑えるために術後は弾性ストッキングを着用します。
【リスクと副作用に対する予防】
術後の腫れを抑える目的で1日の入院をお勧めしています。入院中は包帯で圧迫できるので術後の腫れを軽減することができます。術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。
【料金(税別)】
ボディデザイン脂肪吸引
二の腕ライン…¥ 250,000
腹部(上部腹ライン)…¥380,000
腹部(下部腹ライン)…¥380,000
腰ライン…¥300,000
臀部ライン(おしり)…¥380,000
大腿(内側のライン)…¥380,000
大腿(外側のライン)…¥380,000
膝(内側のライン)…¥210,000
膝(下部)…¥128,000
下腿ライン…¥380,000
足首ライン…¥250,000

