鼻先が上を向いている場合に鼻の穴が気になるケースは、欧米ではアップノーズといって綺麗な鼻の条件の一つですが、東洋人の場合は正反対です。
見えすぎる鼻孔は、本人も周囲の人も気になるものです。「手術で直すのは無理なのでは」と、あきらめている方もいらっしゃいますが、当院で行っている鼻形成術なら希望通りの形に修正することが可能です。
For Beauty
鼻中隔延長術と耳介軟骨移植術手術方法は鼻先の上がっている程度により異なります。
程度が軽い場合には鼻橋部(鼻先と唇の間の柱部分)への軟骨移植を行います。程度が重い場合には鼻中隔延長術(鼻先を前方へ出す手術)を行います。
手術名 | 隆鼻術、鼻翼縮小術、鼻中隔延長術、耳介軟骨移植術、二重術、目頭切開術 |
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術式 | 鼻プロテーゼ挿入術、鼻翼縮小術、鼻翼軟骨切除術、耳介軟骨移植術、埋没法、目頭切開術 |
術式詳細 | 鼻を高くする手術、小鼻を縮める手術、鼻先を小さくする手術、鼻先を高くする手術、2点瞼板固定法、W形成術(内田法改) |
費用 |
鼻プロテーゼ挿入術
¥330,000鼻翼縮小術
¥330,000鼻中隔延長術
鼻中隔延長術…¥770,000耳介軟骨移植術
鼻尖部耳介軟骨移植術…¥440,000鼻橋部耳介軟骨移植術…¥385,000 ナチュラル埋没法(2点)
片目…¥55,440両目…¥92,400 ナチュラル埋没法(3点)
片目…¥83,160両目…¥138,600 目頭切開法
片目…¥192,500両目…¥275,000 |
リスク |
隆鼻術
感染症、皮下出血、希望の高さと違う、鼻変形、石灰化鼻翼縮小術
感染症、皮下出血、傷跡、手術の効果が少ない、鼻変形鼻中隔延長術
感染症、皮下出血、鼻変形耳介軟骨移植術
感染症、皮下出血、移植した軟骨の形が見えるナチュラル埋没法
二重の消失、縫合糸膿瘍等の感染症、埋没した糸の透見(皮膚から透けて見える)、目の異物感等目頭切開法
傷跡、多少の後戻り、元の状態に戻せない、感染症
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副作用 |
隆鼻術、鼻翼縮小術、鼻中隔延長術(共通)
1.術後の腫れ
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは1か月程度あります。2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。耳介軟骨移植術
1.術後の腫れ
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは2週間程度あります2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。ナチュラル埋没法
1.術後の腫脹
大きな腫れは4~5日程度、小さな腫れは2週間程度あります。2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。3.目の違和感
術後1週間程度は目が引っ張られる感じがあります。4.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。目頭切開法
1.術後の腫脹
術後は1週間程度の腫れがあります。2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。3.傷跡
傷跡は術後1~2か月程度赤くなります。4.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。
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術後の感染症に対する予防 |
鼻プロテーゼ挿入術
予防的投与として抗生剤を処方し、術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れは主に目周りにおきます。腫れを軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています鼻翼縮小術、鼻中隔延長術、耳介軟骨移植術
術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。
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鼻変形に対する予防 |
鼻プロテーゼ挿入術
変形とは挿入したプロテーゼが曲がってしまい鼻が曲がってみえる症状です。プロテーゼが曲がってしまう原因は、ご本人の骨の形とプロテーゼの形が合っていないことと、プロテーゼが骨膜で固定されていない状態などです。当院では患者さまごとにプロテーゼを削り骨の形に合うようにしています。プロテーゼを挿入する際には骨膜の下を剥離して骨膜下にプロテーゼを挿入しています。また、術後はプロテーゼがずれないようにしっかりと圧迫しています。鼻翼縮小術
形は個人差が大きくあります。鼻翼縮小術に不向きな鼻もあるので無理に手術を行うと不自然な鼻になってしまう場合もあります。術前に鼻翼縮小術が適切かどうかを判断することが重要です。 |
ナチュラル埋没法・目頭切開法のリスクと副作用に対する予防 | 術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫脹を軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。 |
目頭切開法の傷跡に対する予防 | 目頭切開の後に気になることは切開した傷跡です。傷跡はステロイド含有軟こうを短期間使用することで赤みを抑えることができます。また、術後は紫外線ケアをすることで術後の色素沈着を抑えることができます。 |
隆鼻術が希望の高さと違う場合 | 当院では術前に十分なカウンセリングを、手術を担当する医師が行うため希望に近づけられるよう配慮はしておりますが、それでも万が一、希望と違う場合にはプロテーゼの入れ替えを行います。 |
隆鼻術の石灰化に対する予防 | プロテーゼを挿入してから20年ほど経過するとプロテーゼの周りに石灰化を生じる可能性があります。もしも、石灰化が生じた場合には外科的に切除することができます。 |
鼻翼縮小術の傷跡に対する予防 | 鼻翼部の傷は頭側(上方)に伸ばすと目立ってしまう可能性があります。切開する長さを考えてデザインを決めます。また、鼻翼の形は個人差が大きくあるため、その人にあった切開デザインや手術方法を選択しています。場合によっては鼻翼縮小術をお勧めしないこともあります。 |
鼻翼縮小術の手術の効果が少ない場合 | 鼻翼縮小術は術後に少し戻ることもあります。再手術により追加切除することもできますが、不自然になってしまう可能性もあるのでお勧めしない場合もあります。 |
鼻中隔延長術の鼻変形に対する予防 | 鼻中隔延長術は軟骨を鼻中隔軟骨に移植することにより鼻先を伸ばす手術です。移植する軟骨が薄かったり、曲がっていると鼻先が曲がってしまう可能性があります。鼻先の延長量や、どこの軟骨を採取するか術前に患者さまと良く相談して決めていきます。 |
耳介軟骨移植術の移植した軟骨の形が見える場合 | 移植した部分の皮膚が経年変化で薄くなると軟骨の形が見える可能性があります。外見的に目立つような場合には軟骨を切除することもできます。 |
このモニターさんの場合、特徴的な低く幅広の鼻が、顔全体のバランスを悪くしていました。しかも、もともと鼻が曲がっていたため、ただ鼻を高くすると曲がりが目立ってしまいます。
そこで、出来るだけ曲がらないようにプロテーゼを挿入して鼻筋を直しました。さらに、丸く短い鼻先を鼻中隔延長術と耳介軟骨移植術で細く整え、広い鼻翼(小鼻)は、鼻翼縮小術により狭めました。
鼻が変わったことで、顔全体のバランスがすっきりしたと思います。
手術名 | 耳介軟骨移植術 |
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術式 | 耳介軟骨移植術 |
術式詳細 | 鼻先を高くする手術 |
費用 |
耳介軟骨移植術
鼻尖部耳介軟骨移植術…¥440,000鼻橋部耳介軟骨移植術…¥440,000 |
リスク | 感染症、皮下出血、移植した軟骨の形が見える |
副作用 |
1.術後の腫れ
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは1か月程度あります。2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。
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リスクと副作用に対する予防 | 術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤を処方します。術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。 |
移植した軟骨の形が見える場合 | 移植した部分の皮膚が経年変化で薄くなると軟骨の形が見える可能性があります。外見的に目立つような場合には軟骨を切除することもできます。 |
鼻先を少しだけ高くしたいという希望で来院されました。正面からの写真だと鼻は全体的に細く、横からだと鼻先が丸い形の鼻となっています。鼻先を細くする場合だと通常は鼻尖縮小術となりますが、正面から見ても鼻先は太いわけではありません。ということは、鼻先の高さが足りていないため丸く見えている状態だと分かります。よって、手術方法は鼻尖部に軟骨を移植して鼻先だけを高くする方法を行いました。この方法だと鼻先のみを高くしても自分の組織を使用しているため鼻先の皮膚に負担がかからず自然な形の仕上がりとなります。術後の横方向からの写真を見ると鼻先の丸みが無くなりシャープなラインになっています。
小さな手術で大きな効果を
創立以来の当院の基本理念です。
患者様の心身のご負担を少しでも取り除くことができる手術の提案をし、また、患者様のご希望をきちんと理解することで、効果を導き出しています。
経験に基づく技術と豊富な症例数
1976年の大塚院開院以来、国内外の多くの学会発表の経験があり、その研究成果や実績を活かした施術を行っています。
医師による丁寧なカウンセリング
手術方法だけではなく、メリット・デメリットについても医師が丁寧に説明します。手術前の不安を取り除いてください。また手術後は、24時間受付OKのメール相談や緊急連絡先にご相談いただけます。
確立された技術力
経験を積んだ形成外科医・美容外科医・歯科医が在籍し、日々技術力の向上に努めています。
また更なるスキルアップのため医師同士の意見交換会も実施しています。
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