バストが垂れ下がる原因は、加齢による女性ホルモンバランスの変化や出産・授乳で乳腺のボリュームが減少してバストが垂れてしまったり、体に合わないブラジャーの着用、猫背などの生活習慣、急激なダイエットなど様々です。バストの下垂は年齢に関係なく、「まだ若いから大丈夫」と言って安心することはできません。
垂れ下がってしまったバストは、たるんだ部分にある脂肪や乳腺組織などの乳房組織を手術により除去する乳房拳上術(バストリフト)によって、乳房のバランスや形を整え、さらに乳頭乳輪をバランスのよい位置に戻すことができます。またそれほど下垂が進行してなく、さらにバストアップもご希望の場合にはバッグを挿入(シリコンバッグによる豊胸術)することで垂れてしまったバストにボリュームとハリを出すことができます。
また、乳房拳上術とバッグ挿入(シリコンバッグによる豊胸術)を同時に行うことも可能です。
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下垂の大きさで治療法は変わります。バストも加齢により徐々にたるみが生じてきます。たるみは一度起こってしまうと自然にたるみが改善されることはありません。大きなバストの方では加齢によるたるみは絶対に起こりますが、もともと小さいバストの方でも授乳により若い年齢でもたるんでしまう可能性はあります。
治療法はたるみの大きさにより変わります。注射だけの簡単な方法から、大きなバストを小さくしつつバストアップまで行う手術方法もあります。
手術名 | 豊胸術 |
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術式 | ヒアルロン酸注入 |
費用 |
ヒアルロン酸注入による豊胸術
1本・10ml…¥26,400 |
リスク | 感染症、傷跡、しこり |
副作用 |
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。2.注入後の痛み
ヒアルロン酸による注入後は軽度の痛みが出現する場合があります。2日程度で痛みは消失します。
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リスクと副作用に対する予防 | ヒアルロン酸を注入すると内出血をおこす可能性があります。注入時と注入直後に圧迫止血を行うことにより内出血を抑えることができます。 |
注入時の痛みに対して | 注入前に胸部に対して局所麻酔を行いますので注入時の痛みはほとんどありません。しかし、局所麻酔自体に痛みがあるので、痛みが心配な場合は静脈麻酔を併用します。 |
感染症に対して | ヒアルロン酸注入による感染症は非常に少ないですが、万が一、感染症が起きた場合には抗生剤の内服治療を行います。症状が重たい場合にはヒアルロン酸を溶解する注射も行います。 |
傷跡に対して | 胸に対するヒアルロン酸注入では5mmほどの切開が必要となります。胸の横か胸の下、脇などの位置を患者さまに選んでいただきます。術後は3か月ほど切開した部分が赤くなりますが、個人差はあります。 |
しこり形成に対して | ヒアルロン酸は乳腺よりも弾力性があるためしこりとして触れる可能性もあります。外見的に分かるわけではありません。しこりが気になる場合にはしこり部分に針を刺すことで改善することができます。 |
25歳の方です。中学生の頃からバストに対してコンプレックスがあり、水着になれなかったようです。ご希望は1カップほどの自然な感じでしたので、ヒアルロン酸の注入を片方に100ccずつ、両側で200cc注入しました。自然な膨らみを希望されていたので乳腺の下に全体的に広がるように注入しています。
手術名 | 豊胸術 |
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術式 | シリコンバッグ挿入による豊胸術 |
費用 |
シリコンバッグ豊胸術
保証なし…¥495,000保証あり…¥869,000 270g…プラス¥105,050 |
リスク | 皮下出血、感染症、拘縮 |
副作用 |
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は3週間程度で自然に消失します。2.術後の痛み
シリコンバッグ挿入による豊胸術後は痛みがあります。強い痛みは1週間程度ですが、軽度な痛みは1か月程度あります。3.傷跡
本手術は切開を行いますので傷跡ができます。切開部は脇の下が多いですが、希望により乳房の下や乳輪を切開することもできます。
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リスクと副作用に対する予防 | 術後は内出血をおこす可能性があります。術後は包帯による圧迫を行います。 |
手術時の痛みに対して | 手術は全身麻酔で行うので手術時の痛みはありません。 |
感染症に対して | 術後の感染症に対して手術中は完全な滅菌操作を行います。また、抗生剤の点滴も同時に行います。ケラーファンネルを使用することで更に感染のリスクが少なくなります。 |
皮下出血に対して | シリコンバッグ挿入による豊胸術では術後の出血が貯留することを予防する目的で陰圧吸引ドレーンを手術部位に挿入します。もしも、出血がおきてもドレーンから血が排出されます。 |
拘縮のリスクに対して | シリコンバッグは体にとって異物となるので挿入後に被膜が形成されます。この被膜が強くなってしまうと拘縮をきたします。被膜が強くなってしまう原因として術後出血が大きく影響されます。手術中の十分な止血と徹底した術後管理が必要となります。また、傷の治り方の違いのように個人差も影響します。 |
20代半ばの方です。右の乳房にあったホクロを切除する手術を受けたら右側が小さくなり左右差が気になったため来院されました。左右差を整えつつ、同時に両方とも2カップほど大きくしたいという希望でした。2カップ以上のバストアップを希望されている場合はシリコンバックの挿入が確実な方法です。シリコンバッグはハイプロファイル型で右に260g、左に220gのサイズを大胸筋下に挿入しています。
手術名 | 乳房挙上術 |
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費用 |
乳房挙上術
¥1,650,000
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リスク | 皮下出血、感染症、乳房変形 |
副作用 |
1.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は3週間程度で自然に消失します。2.術後の痛み
シリコンバッグ挿入による豊胸術後は痛みがあります。強い痛みは1週間程度ですが、軽度な痛みは1か月程度あります。3.傷跡
本手術は切開を行いますので傷跡ができます。切開部は脇の下が多いですが、希望により乳房の下や乳輪を切開することもできます。
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リスクと副作用に対する予防 | 術後は内出血をおこす可能性があります。術後は包帯による圧迫を行います。 |
術後の痛み | 手術後1週間程度の痛みがありますが、腕などを動かさなければ大きな痛みはありません。 |
傷跡 | 本手術は切開を行いますので傷跡ができます。切開部は6か月程度の赤みがあります。 |
この方は、20代で何年もかけてダイエットを行い成功しましたが、今度は皮膚全体が弛んでしまい見栄えが悪いため、全身の皮膚切除を行いました。写真はバストについてですが元々バストは大きく、皮膚も薄く伸びやすい性質でしたのでダイエットなどすると下垂になりやすいタイプです。結果、乳房挙上術により下垂はなくなりました。
大塚美容形成外科では複数の豊胸手術を取り扱っています。ご希望の形や大きさ、また持続性等によっておすすめの術式をご提案しております。それぞれの特徴や費用は以下の表をごらんください。
施術方法 | 内容 |
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ヒアルロン酸豊胸 |
施術の特徴 リーズナブルな費用が人気です。1シーズンのみという使い方も可能です。
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豊胸手術(シリコンバッグ) |
施術の特徴 2カップ以上大きくすることも可能です。
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ピュアグラフト |
施術の特徴 自然な柔らかさが特徴です。さらに脂肪吸引によるダイエット効果もあります。
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※自由診療のため保険適用外となります。
小さな手術で大きな効果を
創立以来の当院の基本理念です。
患者様の心身のご負担を少しでも取り除くことができる手術の提案をし、また、患者様のご希望をきちんと理解することで、効果を導き出しています。
経験に基づく技術と豊富な症例数
1976年の大塚院開院以来、国内外の多くの学会発表の経験があり、その研究成果や実績を活かした施術を行っています。
医師による丁寧なカウンセリング
手術方法だけではなく、メリット・デメリットについても医師が丁寧に説明します。手術前の不安を取り除いてください。また手術後は、24時間受付OKのメール相談や緊急連絡先にご相談いただけます。
確立された技術力
経験を積んだ形成外科医・美容外科医・歯科医が在籍し、日々技術力の向上に努めています。
また更なるスキルアップのため医師同士の意見交換会も実施しています。
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