頬骨削りとは、突出している頬骨を特殊電動骨削り機を使用し削り、頬骨を小さくする手術です。
頬骨削りや頬骨切りの頬骨整形は、「輪郭をスッキリ美しく見せたい」輪郭形成手術の代表的な治療の一つになります。
頬骨整形により、頬骨の張り・突出による「ゴツゴツした印象」や「きつい印象」、「頬がコケて老けた印象」に見えるといったお悩みを改善します。
頬骨削りや頬骨切りは美容整形手術の中でも立体的な形成を必須とするため難易度が高く、執刀医には豊富な経験と解剖学の知識、デザインセンスが求められます。
また、手術は全身麻酔のため、術後の安全管理が必要となります。そのため入院設備の整った病院を選ぶことが望ましいです。
当院では頬骨のボリュームを減らす方法として「頬骨骨切り法」と「頬骨骨削り法」を行っています。
どちらも形成外科医の経験と技術力が必要な治療法になり、削れば小顔になる、というわけでもありません。
頭部全体のバランスを立体的にイメージして手術を行う美的センスも必要です。
そのため、患者様のお顔全体のバランスを考慮し、じっくりと自然なラインについてご説明しご納得いただいてから施術しています。
また、頬骨整形は全身麻酔の手術ですが、当院では麻酔科医が常駐しており丁寧な術後管理のもと、清潔な入院設備で術後をお過ごしいただけます。
頬骨骨切り法は、頬が前に出ている場合は口内の上顎部分から突出している頬骨を5mm程度切り取ります。頬が横に出ている場合は、頬骨弓を切る必要があるため耳たぶの下から切開し頬骨切りを行います。
手術名 | 頬骨骨切り、顎プロテーゼ |
---|---|
費用 |
顎プロテーゼ
¥330,000頬骨骨切り
¥1,320,000 |
リスク |
顎プロテーゼ
感染症、皮下出血、希望の高さと違う、変形、石灰化頬骨骨切り
患部の痛み、術後出血、感染症、顔面神経麻痺 |
副作用 |
顎プロテーゼ
1.術後の腫れ
大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは1か月程度あります。2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。3.術後痛み
手術当日から翌日にかけては手術による痛みが出現する可能性があります。 頬骨骨切り
1.術後の腫れ
頬骨骨切り術の術後は頬の部分が腫れます。大きな腫れは1週間程度、小さな腫れは1~2か月程度あります。2.内出血
術後に内出血を起こす可能性があります。通常は2週間程度で自然に消失します。 |
顎プロテーゼ |
術後の感染症に対する予防
予防的投与として抗生剤を処方し、術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。術後の腫れは主に目周りにおきます。腫れを軽減するために術後2日間の瞼に対するアイシングを推奨しています。変形に対する予防
変形とは挿入したプロテーゼが曲がってしまう症状です。プロテーゼが曲がってしまう原因は、ご本人の骨の形とプロテーゼの形が合っていないことと、プロテーゼが骨膜で固定されていない状態などです。当院では患者さまごとにプロテーゼを削り骨の形に合うようにしています。プロテーゼを挿入する際には骨膜の下を剥離して骨膜下にプロテーゼを挿入しています。また、術後はプロテーゼがずれないようにしっかりと圧迫しています。希望の高さと違う場合
当院では術前に十分なカウンセリングを、手術を担当する医師が行うため希望に近づけられるよう配慮はしておりますが、それでも万が一、希望と違う場合にはプロテーゼの入れ替えを行います。石灰化に対する予防
プロテーゼを挿入してから20年ほど経過するとプロテーゼの周りに石灰化を生じる可能性があります。もしも、石灰化が生じた場合には外科的に切除することができます。 |
頬骨骨切り |
副作用に対する予防
術後の腫れや内出血を抑える目的で包帯による圧迫をおこないます。また、1日入院となるので安静が保たれます。リスクに対する予防
感染症に対して:術後の感染症に対する予防的投与として抗生剤の点滴と内服を開始します。術後の痛みに対して
術後の痛みに対して鎮痛剤と共に胃粘膜保護剤を処方します。手術当日は入院となるので点滴や筋肉注射による鎮痛剤も使用できます。顔面神経麻痺に対して
顔面神経の側頭枝は骨切りを行う頬骨弓の骨膜上を走行するため傷つける可能性があります。骨切りの際には口腔内と耳前部から確認して骨膜下を丁寧に剥がしていくため神経を傷つけるリスクが無いように行っています。 |
30代男性のモニターさんです。横に大きく飛び出した頬骨のため、いかつく見えてしまっています。さらに、頬骨が外側に出ているため、影ができてしまい頬の部分が痩せこけて見えるのもお悩みでした。カウンセリング時にお悩みを伺い診察させていただいた結果、頬骨骨切りにて施術することにいたしました。
術前の状態は、頬の骨が外に向けて突出しているため、頬が強く痩せこけて見えてしまっています。その他に顎のラインが平坦なことや顎に梅干のようなシワ(梅干し顎)が出ることも気にされていましたので合わせて顎プロテーゼ挿入の施術もすることにいたしました。術後は突出した頬骨が小さくなりました。それに伴い痩せこけて見えた頬も若々しい印象に変わりました。また顎のプロテーゼも落ち着き理想的なフェイスラインになったと思います。
頬骨骨削り法も頬骨切り法同様に、突出している部位(頬骨もしくは頬骨弓)にあわせて手術を行う場所を変えます。頬骨を削る際には特殊電動骨削り機を使用します。
For Beauty
骨切り術頬骨の骨切り術は頬骨弓から頬骨体部に移行する部分で行い、縮小させる分の骨を切除し固定します。固定はチタン製ミニプレートを使用します。骨切りにより頬骨弓部分の幅を縮めるため高い効果があります。しかし、頬骨の自然な突出(頬骨隆起部)は顔を若く保つために大切な部位です。頬骨弓が下がらないように骨を移動し固定をします。
骨削り術頬骨の骨削りはどの部分が出ているかにより削る部分を決めます。頬骨の前方のみを削る場合は口腔内の切開のみ行います。横方向まで削る場合には耳前部の切開も行います。耳前部の切開を行うことで頬骨全体を削ることができます。頬骨全体の形を整えることで卵型の輪郭となるようにします。
麻酔科医が常駐
大塚美容形成外科では麻酔科医が常駐しております。
患者様に最適な麻酔を選択し、丁寧な全身管理を日々心がけています。
痛みについての不安がありましたらなんでもお尋ねください。
全身麻酔可能な入院設備を完備
大塚美容形成外科では1992年4月より入院設備許可を都知事から受け、入院設備を保有しています。そのため全身麻酔を行った手術の丁寧な術後管理が可能です。
東京都内の殆どの美容外科クリニックはビル内の一テナントとして入居しているため、病床設置基準条件を満たし入院設備を所有することは非常に困難です。
骨切り術 | 骨削り術(口腔内のみ) | 骨削り術(口腔内+耳前部) | |
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所要時間 | 2時間 | 1時間 | 2~3時間 |
腫れ・傷跡 | 4~5日 | 1週間 | 10日 |
入院・通院 | 入院1日、7日目抜糸 | 1日 | 入院2~3日、7日目抜糸 |
麻酔 | 全身麻酔 | ||
持続性 | 半永久的 | ||
洗顔 | 翌日から可 | 翌日から可 | 術後2~3日から可 |
シャワー・入浴 | シャワーは手術翌日。入浴、洗髪はドレーン、包帯が外れてから | ||
メイク | 部分メイクは手術当日でも可能 |
施術名 | 定価(税込) |
---|---|
骨切り術 | ¥1,320,000 |
骨削り術(口腔内のみ) | ¥880,000 |
骨削り術(口腔内+耳前部) | ¥1,650,000 |
※自由診療のため保険適用外となります。
小さな手術で大きな効果を
創立以来の当院の基本理念です。
患者様の心身のご負担を少しでも取り除くことができる手術の提案をし、また、患者様のご希望をきちんと理解することで、効果を導き出しています。
経験に基づく技術と豊富な症例数
1976年の大塚院開院以来、国内外の多くの学会発表の経験があり、その研究成果や実績を活かした施術を行っています。
医師による丁寧なカウンセリング
当院では医師がカウンセリングを行っています。手術方法だけではなく、メリット・デメリットについても医師が丁寧に説明します。また手術後は、24時間受付OKのメール相談や緊急連絡先にご相談いただけます。
確立された技術力
経験を積んだ形成外科医・美容外科医・歯科医が在籍し、日々技術力の向上に努めています。
また更なるスキルアップのため医師同士の意見交換会も実施しています。
医師が直接カウンセリングを行い
適切な治療のみご案内いたします。
無理に施術をすすめたり
当日中に契約を迫ることは一切ありません。
大塚美容形成外科・歯科は全国5院。
お近くのクリニックで、
カウンセリング・施術を
お受け下さい。
大塚美容形成外科・歯科では、2018年6月に改正・施行された「医療広告ガイドライン」遵守し、総院長石井秀典医師監修のもと、患者様に正確な情報をお伝えすることを目的とし、当サイトの運用を行っております。
監修医情報 | |
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大塚美容形成外科・歯科 総院長 石井秀典 (いしいひでのり) |
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経歴 |
2000年 帝京大学医学部 卒業/2000年 帝京大学医学部形成外科 入局 2005年 杏林大学病院 形成外科 入局 2006年 大塚美容形成外科 入局 2006年 医学博士号 学位取得 2022年 大塚美容形成外科 総院長就任 帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師 |
資格・取得専門医 | 医学博士 日本形成外科学会専門医 日本美容外科学会専門医(JSAPS認定) アラガン社ファカルティ(ボトックス・ヒアルロン酸注入指導医) |
所属学会・団体 | 日本美容外科学会(JSAPS)正会員 日本形成外科学会会員 国際形成外科学会会員 日本頭蓋顎顔面外科学会 日本創傷外科学会 |