レーザーや電気メスなどを使用しても取り除くことができない大きなほくろやいぼは皮膚を切開します。
除去した後、ていねいに縫合します。局所麻酔を行うため、痛みを感じることはなく、施術の所要時間は15分ほどと短時間ですので、負担はありません。1度の手術で気になるほくろやいぼを取り除くことができます。
洗顔は2日後から可能です。抜糸は5~7日で行います。術後は日焼けしないように注意します。
傷は最初の2カ月ほど赤くなり、6カ月ほど経過すると薄い白い線となります。
5mm以上のほくろや部位によって切縫の方法をおすすめします。切縫の特徴は再発しないこと、きれい治ることです。
切縫とは切開して縫合することです。ほくろの治療ですから顔面のことが多いです。顔の切開ですので、当院では形成外科で十分に訓練された医師が行います。RSTL(Relaxed Skin Teusion Line)に合うように皮膚切開および縫合方向を考えて手術するため、傷の線が目立たなくなります。
所要時間 | 20分 |
ダウンタイム | 1週間 |
腫れ・傷跡 | 数日 |
施術の痛み | チクっとする程度 |
入院・通院 | 術後、5~7日後に抜糸するため、通院が必要 |
麻酔 | 局所麻酔 |
持続性 | 永久的 |
洗顔 | 2日後から可能 |
シャワー・入浴 | 当日から可能ですが、縫合部分は濡らさないでください |
メイク | 当日から可能ですが、縫合部分は避けてください |
施術名 | 回数 | 定価(税抜) |
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ほくろ取り(切縫) | 1回 | ¥50,000~ |
帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 21年