アートメイクとは、皮膚の浅い部分に専用の針で色素を定着させ、自然なアイラインを作る技術です。
通常のお化粧とは異なり、水や汗で落ちないのが最大の特徴です。毎日のメイクの手間が省けるのはもちろんですが、スポーツで汗をかいたり海やプールなどに入った時にも落ちることはないので、常に自然で美しい目元を保つことが出来ます。
アートメイクはタトゥー(入れ墨)と同様の感覚のものですが、タトゥーとの違いは、タトゥーが永久に色素が消えないのに対して、アートメイクは2~3年で色素が薄れていくということです。
ですからメイクのデザインの流行の変化に合わせてチェンジしていけるのがアートメイクの長所と言えます。
アイラインの場合、目の上下共・上だけ・下だけなど自由に位置を決めて施術できます。色は黒・茶から選ぶことができ、不要になった場合はレーザー治療によって取り除くことも可能です。
アートメイクの施術は医療行為であり、医師以外が行うことはできません。当院では美容に特化した専門医が丁寧に患者様のご希望を伺い、安心・安全に施術します。
アートメイクの施術プロセスアートメイクは感覚的にタトゥーと似ているためクリニックで医師が行うことに抵抗があるかも知れませんが、瞼の周りに針を刺すため医療行為です。他には乳房切除後の乳房再建での乳首形成なども色素を針で入れて作り上げます。
医師が行うので局所麻酔を使用します。ですから施術中の痛みはありません。
当院で使用しているアートメイク塗料SofTap® Permanent Cosmeticsは、アメリカのアートメイク専門の塗料メーカーであるソフタップ社の製品です。
ソフタップ社のアートメイク塗料は天然抽出成分を使用した低アレルギー性色素で安全性が高く、施術後の変色も少なく、自然な仕上がりが特徴です。
ソフタップ社の塗料を使用したアートメイクは、同社の特許取得済みの滅菌済み使い捨てのハンドツール(筆状の針)を使用して施術を行います。
また、施術に使用する針は、施術中の痛みを最小限に抑えた構造になっていますので、痛みが心配な方でも安心して施術をお受け頂けます。ただし痛みの感じ方には個人差がありますので、痛みが心配な方はカウンセリングの際にご相談下さい。
筆状の針を使い、アートメイク専用の色素を皮膚の浅い部分に注入していきます。
大塚美容形成外科では、黒色と茶色をご用意しています。お好みの色をお申し付け下さい。
施術時間 | 60分 |
ダウンタイム | 特になし |
施術の痛み | チクっとする程度 |
入院・通院 | 抜糸の必要がないので手術当日で終了。術後、通院の必要はありません。 |
麻酔 | 局所麻酔 |
持続性 | 2~3年で色素が薄れていきます |
洗顔 | 翌日から |
シャワー・入浴 | 当日から可能 |
メイク | 患部のメイクは翌日から、患部以外のメイクは当日から可能です。 |
コンタクトレンズ | 基本は3日目以降から装着可能ですが、腫れがなければ翌日から可能です。 |
施術名 | 場所 | 定価(税抜) |
---|---|---|
アイライン | 両目上 | ¥200,000 |
両目下 | ¥200,000 | |
眉 | 両眉 | ¥300,000 |
帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 19年