年齢を重ねるにつれ、どうしても皮膚がたるんでしまうため、まぶたに覆い被さり、目が三角形に見えてしまうようになります。目が三角形に見えると「老けている」「キツそう」「眠そう」という印象を与えてしまうことも。
「上まぶたたるみ取り(切開法)」とは、年齢とともにたるんでしまった上まぶたのたるみを取り除き、三角形に見えてしまう目を改善する施術です。
また、まぶたがたるむと、視野が狭くなって目が疲れてしまい、肩こりの原因になっていることもあります。そのため、施術を行うことにより肩こりや頭痛が解消する場合もあります。
上まぶたたるみ取り(切開法)は二重のラインにそって切開し、余分な皮膚を取り除きます。
施術の所要時間は1時間ほど。二重のラインを切開するので、傷跡は目立ちません。術後、1週間後に抜糸をする必要があります。
「上まぶたがたるみ、老けて見られてしまう」「まぶたが覆い被さって視野が狭い」「目が開けにくく、頭痛や肩こりがある」という方におすすめです。
上まぶたのたるみの原因として、
(1)上まぶたの皮膚の余り
(2)眼瞼下垂(まぶたが開きにくい状態)
(3)眉毛下垂(おでこの筋肉が緩んでいる状態)
があります。
まずは何が原因か診察することが大切です。
手術は二重のラインで切開し、たるんでいる皮膚を切除してからきれいに縫合します。程度の軽い「たるみ」に対しては二重を広げていくだけで改善します。
しかしここで大切なことは「皮膚の厚み」です。皮膚が厚い人で二重を広げていくと厚い二重となり、いわゆる「手術しました」という二重になってしまいます。
そのような時には眉毛下切開の手術が適しています。眉毛の位置でたるみを取ります。二重の部分には手術をしないため自然な目元となります。
所要時間 | 1時間程度 |
ダウンタイム | 2日~3日 |
腫れ・傷跡 | 強い腫れはなし |
施術の痛み | なし~1日 |
入院・通院 | 1週間後抜糸の必要があります |
麻酔 | 局所麻酔 |
持続性 | 半永久的 |
洗顔 | 当日から可能(目の周囲以外)※傷の部分は2日後から |
シャワー・入浴 | 当日から可能 |
メイク | 抜糸後から可能 |
施術名 | 場所 | 定価(税込) |
---|---|---|
上まぶたたるみ取り(切開法) | 片目 | ¥277,200 |
両目 | ¥396,000 |
帝京大学医学部 形成外科 非常勤講師
美容形成外科歴 21年